オーストリアのザルツブルクに所属するサッカー日本代表FW南野拓実が2019年12月19日、
イングランド・プレミアリーグの名門リバプール(リヴァプール)へ正式に移籍することが決定しました。
かねてよりリバプールからの関心が伝えられていた南野拓実ですが、ようやく正式決定の発表が伝えられました。
そこで、この記事ではリバプール(リヴァプール)への移籍が決定した日本代表MF南野拓実が新天地でどのようなポジションで起用されるのか、そして南野拓実はリバプールで試合に出場できるのか、またリバプールでの背番号やザルツブルクに支払われた移籍金なども紹介していきたいと思います。
南野拓実のリバプール移籍が決定!気になる背番号や移籍金は?
さて、まずは日本代表FW南野拓実のリバプール移籍が正式に決定したニュースを引用します。
リヴァプールは19日、ザルツブルクから日本代表FW南野拓実を獲得したことを発表した。なお、背番号は「18」に決定している。同選手は移籍に際し、次のようにコメントしている。
「ずっと夢でした。リヴァプールの選手になることは僕の夢です。そして夢がかなったことにとても興奮しています。プレミアリーグでプレーすることが僕の目標の一つで、ここは世界トップクラスのリーグです。サッカー選手としてのキャリアが順調にいけばいつかプレーできるようになると思っていましたが、このチームでプレーできるようになるとは思ってもいませんでした。本当に嬉しいし、楽しみにしています」
サッカーキングより一部抜粋
南野拓実のリバプールでの背番号
このニュースの中でも触れられていますが、新天地リバプールでの南野拓実が背負う番号は18番になるとのこと。
そして、長年にわたって南野拓実が所属していたザルツブルクには一体いくらの移籍金が支払われたのでしょうか。
リバプールが支払った南野拓実の移籍金は日本円でいくら?
リバプールはザルツブルクに対し、南野拓実の契約解除金としておよそ725万ポンド、日本円にして約10億3000万円という移籍金を支払ったと英国メディア「Sky SPORTS」などが報じています。
もちろん、日本人のサポーターやファンが最も気にしているのは南野拓実がリバプールでスタメンもしくは、きちんと試合に出場できるのか?といった点でしょうが、
まずは南野拓実がリバプールで起用されるであろうポジションについて説明します。
南野拓実はリバプール移籍決定でポジション起用はどこになる?
万能型FWとしての起用の可能性
ザルツブルクでは主に攻撃的MFやサイドプレイヤーとして活躍していた南野拓実。
もちろんリバプールでも攻撃的なポジションでの起用がメインとなることが予想されており、一説には最前線のブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの代役として起用されるとも囁かれています。
しかし、南野拓実の魅力はそれだけではありません。
攻撃的MFからセンターハーフとしても起用可能
南野拓実は味方へのラストパスやスルーパスの能力にも秀でており、リバプールではイングランド代表MFアレックス・チェンバレンや、走り屋として知られるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンの代わりとしても務まることでしょう。
また、かつてリバプールの大黒柱として活躍した元イングランド代表のスティーブン・ジェラードのように、中盤を縦横無尽に走り回るファイターのような使い方も十分に考えられますね。
南野拓実はリバプールで試合出場できる?スタメンの可能性は?
南野拓実がリバプールで年間のすべての試合に出場できるか、と聞かれれば答えはノーですが、ローテーションの一メンバーとして、継続的な試合出場は可能です。
というより、最近は緊縮財政を敷いているリバプールがわざわざ試合で起用するつもりのない選手に10億円の費用を投資するとは思えません。
また、
- センターハーフ
- 攻撃的MF
- サイドアタッカー
- 万能型ストライカー
- シャドーストライカー
という5つ以上のポジションでユーティリティーな活躍ができる南野拓実ですから、長いシーズンの中では、いずれかのポジションで必ず必要とされるでしょう。
カップ戦などではスタメンとしてゲームに出場できる可能性も高いです。
どちらにしても、日本代表のサッカー界にとっても朗報となった今回の南野拓実のリバプール移籍。
我々としてはとにかく1試合でも多くゲームに出場し、ゴールやアシストを決めてもらいたいものですね。