3人組ユニットのいきものがかりが2019年12月25日、公式サイトやSNSを通して、2020年4月2日より現在の所属事務所「キューブ」から独立し、新たな会社を設立することを発表しました。
いきものがかりといえば、“放牧“と称した事実上の活動休止をしたり、メンバー間での不仲説が囁かれたりと、幾度かファンに心配のタネを届けてしまった過去がありますが、
一体なぜ今回のような事務所キューブからの独立を決心し、その背景や真相にはどんな理由・原因があるのでしょうか?
そこで、この記事ではなぜいきものがかりが所属事務所キューブからの独立を決断し、新会社の設立立ち上げを発表したのか、本当の理由や原因、いきものがかりメンバー間の不仲説や現所属事務所キューブとのトラブルの真相について紹介していきます。
いきものがかりが所属事務所からの独立&新会社設立を発表
ORICONでは、いきものがかりメンバーの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊によるコメントとして以下のメッセージが紹介されています。
いきものがかりが説明する独立&新会社設立の理由
メンバーの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊は、
「10代でグループを始めた3人も、結成20周年を迎え、30代になりました。そのあいだに時代も変わり、音楽を取り巻く環境は常に変化しています。これからの3人の活動が、そして人生が、どうあるべきなのか、長い時間かけて話し合いました」
と経緯を説明。
「自分たちで考え、自分たちで決断し、自分たちで行動する。もっと自由に、もっと楽しく、もっとしなやかに。20年前、僕らは3人だけでこのグループを始めました。あのときと同じような気持ちで、もう一度、スタートラインに立つべきじゃないか」
と、3人で、結成20年で新たな旅立ちを決めたという。
また、現在いきものがかりが所属する事務所キューブの社長・北牧裕幸氏も以下のような言葉で、いきものがかり独立の理由を説明しました。
事務所社長・北牧裕幸氏が説明するいきものがかり独立&新会社設立の理由
キューブ代表取締役社長・北牧裕幸氏もコメントを寄せ「いきものがかりは2020年4月1日を以ってキューブから独立いたします」と報告。
「思い起こせば、私が株式会社キューブを設立したのは37歳の時です。彼らもその年齢に差し掛かって来ました、自らの羽で飛んでみたいと思う気持ちはよくわかります。親心としては、もちろん老婆心で、転ばぬ先の杖も心配してしまいます。しかし、旅立つ若者の背中を押し、見守ってやるのも親の愛情かと思います。そう思い、彼らの決断を諒とし、新たな旅立ちに幸あれと念じ、送り出すこととしました」と思いを明かした。
オリコンより引用
いきものがかりと事務所社長、双方のコメントを見る限りでは、両者の間にわだかまりや不仲、トラブルがあったようには思えませんが、
では何故いきものがかりは独立と新会社設立を決めたのか、本当の理由や原因は何なのでしょうか?
何故?いきものがかりが独立&新会社設立を決めた本当の理由は“働き方改革“?
いきものがかりの活動休止や独立の経緯
いきものがかりは2017年1月のメジャーデビュー10周年で、個人の活動を重視すべく、
- “放牧宣言“と称した実質的ないきものがかりとしての活動休止を発表。
- その後、2018年11月には“集牧宣言“で、2年ぶりにいきものがかりとして活動を再開。
- そして今回の2019年12月25日の独立発表。
などと常に柔軟な試行錯誤を繰り返してきました。
いきものがかり独立の本当の理由は自由な活動への布石か
最近では歌手の西野カナの活動休止や小柳ゆきのバーニングからの独立ニュースなどが相次ぐと、
米津玄師に至ってはYouTubeからの広告収入だけでも莫大なお金を稼いでおり、その働き方や稼ぎ方、名前の売り方も千差万別で多様性の時代となっています。
歌手がCDで食っていけない氷河期もありましたが、現代はSNSや動画共有サイトなどを駆使すれば、工夫次第でとてつもない金額を得られる時代です。
そうした自由な売り込みや活動をする上では、やはり自身の事務所を立ち上げ、自分たちの力量だけでやっていきたいという想いが強まったのかもしれません。
よって、2020年春からのいきものがかりの独立と新会社設立は、より自由で多角的ないきものがかりの活動が見られることを意味する可能性もあり、いちファンとしては大きな期待をしてしまいます。
いきものがかり独立の背景に事務所とのトラブルやメンバー間不仲は?
また、心配された事務所との揉め事や、メンバー間での不仲が今回の決定に関わったという見方はSNSでもほぼ無く、そのいきものがかりの独立&新会社設立の理由・原因にそれらの要素が背景にあることは無さそうですね。